【観望時間】 観望時間は、1時間30分程度です。(お話し等を含む)参加人数が多いときは、観測室への入室は入れ替えとなります。短いときは、一人2〜3分の観望時間です。(雲が多い場合などは、さらに短くなります。)また、冬季で参加者が少ないときは、10分以上の観望時間が取れることもあります。 観望会は、夏季(5月〜8月)は、原則19:00から、冬季(11月〜1月)は、原則17:30からとなります。 閉館時間の関係から、夏季や参加者の多い場合でも、20:30頃までには終了します。
【観察できる星たち】 観察出来る対象は、そのときによって変わりますが、おおよそ次のようなものがあります。
〈月と惑星〉 ・月 月の模様がよくわかる半月頃を選んで、観望会を実施することが多いです。 ・木星 最も大きく見える惑星。普段でも4つの衛星と2本の縞が見える。条件がよいときは、細かな模様と大赤斑などが見られる ・土星 輪があるのが印象的な惑星、条件がよいと輪の中に黒いところ(カッシーニの空隙)や、本体に縞があることがわかる。 ・金星 一番明るい惑星、観測室では、日が暮れたあとに見られることがある。月のように、太ったり細くなったりするのがわかるが、模様はわからない。 ・火星 赤く、小さく見える。地球に近づいているとき条件がよければ、極冠と言われる白く輝く部分が見られることがある。模様らしいものが見えることもある。 ・水星 太陽からの距離が近く、あるのがわかるだけ。
〈恒星、星団、星雲、銀河〉 (春) ・ミザールとアルコル 双眼鏡で2つの星に見えるが、望遠鏡では3つの星があるのがわかる。、 ・プレセペ星団 100個くらいの星が集まっているのがわかる。
(夏) ・アルビレオ オレンジと青白い星が近くにあるのがわかる。 ・ダブルダブルスター 目で見うると1つの星だが、望遠鏡では2つの星、倍率を高くすると、2つの星が、さらに2つに分かれ、4つの星があることがわかる。 ・M57惑星状星雲 煙の輪のように見える星雲、条件がよいとみられる。 ・天の川 空がとても澄んでいるときは、いて座付近の夏の天の川がみられることがあります、
(秋) ・アルマク 望遠鏡で2つの星が見られる。 ・エイチ−カイ2重星団 星の集まりが2つ重なり合ってみられる。 ・アンドロメダ銀河 大きなアンドロメダ銀河の中心部分が、雲のように見られる。
(冬) ・すばる 目では、6つ程度の星ですが、望遠鏡で見ると数十個の星がある。 ・オリオン大星雲 薄く輝く雲の中心に星が4つくらい見られる。 |