三浦半島の東南端、海と丘陵に囲まれた横須賀市長沢。京急線で横須賀中央から15分(横浜から40分)に、横須賀市立の天文施設「北下浦コミュニティセンター天体観測室」があります。 ここには、月や土星・木星などの惑星を観察するのに適した、直径15cmのレンズを持つ天体望遠鏡が設置されています。
私たち友の会が開催する「天体観望会」で、いろいろな天体が見られる機会を提供しているほか、「天体望遠鏡操作講習」を受講すれば、横須賀市民はもとより、横須賀市外の方も、どなたでも無料で天体観測室を借りることができます。ご自身で星空観察や、天体観測をしたり、写真撮影や家族・グループで星を眺めることもできます。 (天体望遠鏡操作講習は、高校生以上の方に限ります。小中学生の方は、保護者が講習会受講の上、保護者と一緒にご利用ください。)
この観測室の特長として、三浦半島先端部という気流の安定しているところに設置してあるうえ、望遠鏡の性能面も加わり、惑星の観測にとくにすぐれた施設になっています。また、2月から3月にかけて、条件に恵まれれば、長寿の星と言われる「カノープス」望遠鏡を使って眺めることもできます。 |